MIDタワーの重要性について
今回はMIDのタワーの重要性について考えたいと思います。
またわかりづらい図が出てきますが、
どうかご了承ください。
ではまずはじめに、
タワーが一つも壊れていない、
最初の状態を考えます。
図1:タワーが全部ある状態
青と赤の五角形がそれぞれのタワーと考えてください。
そして、黄色い線がお互いの境界線を表していて、
それを跨いだ行動は敵陣内ということで危険を伴います。
全てのタワーがある状態では、ちょうどマップ中央が境界となり、
お互いに有利不利の無い状態になります。拮抗状態です。
図2:BLUEのTOPが折られた場合
では次にBLUEサイドのTOPのタワーが折られたとしましょう。
この場合、有利な陣地の境界線はオレンジの位置まで押しあがります。
タワーを失ったことによって、
視界や安全地帯もう失われ、敵が積極的に踏み込める範囲が広がります。
TOP側の陣地は減りますが、
MIDとBOTのタワーがあるため、BOT側のジャングルに影響はありません。
図3:MIDタワーが折られた場合
では次にMIDタワーが折られた場合です。
有利な陣地の境界線はオレンジのように中央へグイッと侵入してきます。
こうなると図4のようにTOPにもBOTにも影響の与えやすい陣地になります。
マップの形状からMIDレーンは距離が短い(最短距離)なため、
カバーしやすい反面、敵が攻撃しやすいので、
そう簡単に手を放すことができません。
その為、少し押したら敵のMIDレーナーは、
ロームがしやすい環境になり、TOPやBOTに被害が及ぶのです。
図4:被害の拡大の図
以上のように、MIDのタワーを折られると、
マップの有利を取られ、
他のレーンへの被害が増加し、
試合が不利な方向に進みやすくなります。
ですので、簡単にMIDタワーを折られてはいけません。
ジャングラーはもとい、他レーナーもMIDのタワーは意識するべきでしょう。
有利を取れるだけあって敵もMIDにグループすることが多いので、
1対3などが発生しないように気遣ってあげましょう。
レーナーがやられた際にジャングラーがカバーに入るのも重要です。