マスタリーについて:Ferocity(闘争本能)③
いよいよキーストーンに触れていきます。
Ferocity(闘争本能)のキーストーンはどれも攻撃的で、
うまく生かせば戦闘能力を大きく上げることができます。
・渇欲の戦神(Warload's Bloodlust)
→失っている自身の体力に応じてライフスティールを得る。
チャンピオンに対しては最大20%、ミニオンに対してはその半分を得る。
→敵チャンピオンにクリティカル攻撃がヒットした際、
ASが30%上昇(4s)、与えたダメージの5~25%を回復(CD2s)
変動値はLv依存。
→以前はクリティカルに依存した効果になっていましたが、
発動条件が限定的すぎるとのことで、
失った体力に応じてLSが増加するというまさしく「渇欲」といった感じになりました。
これによってADCやファイターといったチャンピオンは
粘り強く戦い続けることができるでしょう。
→ADCやファイターのようなAAを主体として戦うチャンピオンで、
クリティカルを積む場合にはもってこいのマスタリーになります。
大幅なAS上昇に加え、
クリティカルによって跳ね上がったダメージの割合分回復と、
火力及び耐久性に大きなアドバンテージを得ることができます。
あくまでクリティカルがトリガーとなりますので、
クリティカルを積まないチャンピオンでは一切意味を成しません。
・戦いの律動(Fervor of Battle)
→スキルまたはAAを敵チャンピオンに与えるたびにスタックを得る。
(Rengedなら1、Meleeなら2)
1スタック毎に1~14の追加ダメージをAAに付与する。
変動値はLv依存。
→カリスタ等のASに特化したADCなどには相性がいいです。
攻撃回数によってスタックが上昇し、
上昇したスタックを活かすにもASが必要なため、
とにかくたくさんAAができるチャンピオンでないと
これを活かしきることは出来ません。
そういった意味ではこのマスタリーを選ぶチャンピオンは
あまり多くはないかもしれません。
・死神の残り火(Deathfire Touch)
→敵チャンピオンにスキルでダメージを与えた際に、
8+60%追加分AD+25%APの魔法ダメージを4秒間かけて与える。
AoEの場合は半分のダメージを2秒間、
Dotの場合は1/4のダメージを一秒間かけて与える。
→スキルで戦うチャンピオンの火力を底上げすることができます。
一応ADにもレシオが存在しますが、
AD特化したファイターなら先述した「渇欲の戦神」、
タンク寄りなら右側のTree、
そして大流行した万能なサンダーロード等、
他に積むべきものがたくさんあるので、
ADチャンピオンでこのマスタリーを積んでいるのはあまりいないでしょう。
比較的スキルでの戦闘が多いパンテオン、
スキルが単体指定扱いとなったジン等はこれを積むこともあるようです。
以上のように攻撃に特化しているのがこのTreeのキーストーンになります。
もしこのTreeからキーストーンを選ぶのであれば、
チャンピオンによってほぼ明瞭になっているので、
正しいものを選ぶようにしましょう。
間違ったものを選んでも恩恵はほとんど得ることができません。